おはようございます。
ブログ管理人の投資家スペースねこです。
ここまででFXの仕組みから、実際にトレードを行う準備まで整いました。
いよいよここからは、FXで勝つ為の基盤となる相場分析に関して詳しく解説していきます。
FX取引でシナリオや戦略を立てる上で、様々な角度から相場を分析することは重要になります。
なぜなら、その分析次第で勝敗は決まってしまうからです。
この相場分析こそスキルと直結しているんです!!
「どれだけ相場を分析できるのか?」でトレードの成功率は大きく変わっていきます。
分析を疎かにしてしまうと、変なところでポジションを持ってしまい、すぐに逆行して損失が膨らんだりしてしまいます。
ですが、しっかりと相場分析能力を身に着け高めていくことができれば、自分の思い通りに動きを捉えることができ、どんどんと利益を伸ばしていくこともできます。
とはいえ、いきなり実践的なスキルを身に着けようとも、基本的な知識(テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析)が身についていないとできないと思うので、まずは分析の知識を学んでいきましょう。
テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析とは?
相場分析の方法は主に「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2種類があります。
大雑把に言ってしまえば、テクニカル分析はチャートの値動きから判断して分析する方法で、
ファンダメンタルズ分析は経済指標で各国の経済状況や金利の動きから分析する方法です。
それぞれの分析に関して、テクニカル分析はスキャルピングやデイトレードの人達が使って、ファンダメンタルズ分析はスイングトレードの人達が使ってるよね…
みたいな認識があるかと思うのですが、これは半分正解で半分不正解…
私の見解からすると、すべての手法のトレーダーに対して言えることなのですが、正直テクニカル分析のみで相場の8割がたは分析できると思っています。
各国の難しい経済状況を細かく確認したり、金利がどうとか細かく分析する必要はないと思います。
テクニカル分析主義といいますか…
現にそれで私は勝てていますから。
と思われるんですが、
これはほんとに大きな指標の時間を確認して、エントリーを控える位でいいかと思います。
大きな指標が発表されると予期しない大きな動きに巻き込まれたりするので、そこだけ注意を払っておきましょう。
・米国雇用統計
・FOMC声明/議事録
・フェデラル・ファンド金利(FF金利)
・国内総生産(GDP)
・ISM製造業景気指数
・消費者物価指数(CPI)
などがあります。
テクニカル分析はなぜ通用する?
テクニカル分析とは過去の価格推移を元にして相場を予測するため、
主に過去の値動きを示すチャートを用いて分析します。
これが前の記事でも説明させていただいた、MT4というものですね。
値動きを元にするテクニカル分析には「過去のパターンが繰り返される可能性が高い」との考え方が根底にあるので、似たようなパターンを探してこの後の相場の動きを読むことがメインとなります。
では、本題の「テクニカル分析はなぜ通用するのか?」についてですが…
値動きは「投資家の心理」が深く関わっています。
というのも価格そのものを動かしているのは、まぎれもなく私たち人間だからです。
投資・投機目的である個人投資家からヘッジファンドと呼ばれる投資のプロ集団
また、銀行や証券会社などの金融機関
加えてビジネスで利用している企業など参加している人達の思惑が詰め込まれたものがチャートに現れるわけです。
これは昔から変わらず、もちろんこれからも変わることはありません。
だからこそチャートには普遍的な規則性のある動きが現れることも多いんですね。
その癖やパターンを狙っていくのがテクニカル分析です。
ここで1つポイント!
チャートは「共通認識性」が高ければ高いほど意識されやすく、似たような動きをしやすくなります。
つまり、大多数が意識しているところは注目度が高く、過去と同じようなパターンを形成しやすいということです。
例えば、
過去に付けた記録的な高値や安値付近になると特徴的な反発の動きを見せたり…
1分足のラインよりも日足のラインの方が意識されて反発しやすかったり…
5分足のチャートパターンより4時間足のチャートパターンの方がキレイに形成されていたり…
(時間足が小さくなればなるほど見ている人は少なくなる、つまりチャートは大きい時間足が支配しているということ)
だからこそ一般的にスキャルピングは難易度が高く、スイングトレードの方が難易度は低いと言われています。
テクニカル分析を使う上での注意点
先ほどもお話しましたが、テクニカル分析は相場の8割がたは分析できますが、完璧とまではいきません。
当然、テクニカル分析通りに動かないときも多々あります。
テクニカル分析を信じ過ぎて損切りをいつまでもしなかったり、分析結果が外れたことを素直に認められずポジションを保有し続けたりすると、損失が拡大してしまい、1回の取引だけで大損失を被ることになりかねません。
特にツール(移動平均線やボリンジャーバンドなど)は、あくまで「相場の癖や過去の傾向」を目安として使うものであり、決して先読み必勝ツールではないことをご理解ください。
これも経験値を積んでスキルを上げることで段々と身に付いてくるものなので、まずは焦らず着実に動きのパターンを理解していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回『トレンド相場とレンジ相場とは?』
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